新卒×未経験でWebディレクターに!彼女が経験した激動の一年とは

新卒×未経験でWebディレクターに!彼女が経験した激動の一年とは

「即戦力にはなれないから、姿勢だけは誰にも負けない。」

第二新卒・未経験・26歳。全研本社Webディレクターとしてのキャリアをスタートさせた桒久保知遥さんにインタビュー。

経験やスキルがなくても、Webディレクターの仕事は務まるのか。入社2年目の彼女に、怒涛の1年を振り返ってもらいました。

桒久保 知遥

新卒×未経験で、Webディレクターを目指したきっかけは

そもそも、始めはWebディレクター志望ですらなかった…

ー新卒として全研本社に入社した桒久保さんですが、入社の理由はどのようなものだったのですか?

桒久保知遥さん(以下、桒久保):実は私は第二新卒として全研本社に入社しました。きっかけは大学時代の友人の紹介です。

もともと仕事はお金を稼ぐ手段でしかないと考えていたのですが、新卒で入社した会社で働くうちに、人生の大半の時間を仕事に費やすことに気が付いて。

「せっかくなら楽しくやりがいのある仕事をしたいな~」と徐々に考えるようになっていたんですが、そんな時、大学時代の友人と会って、楽しそうに仕事の話をしていて。それがカッコよく見えたんですよね。

なので、会ったその日のうちに会社のURLを送ってもらって、中途採用で応募しました。

ー中途採用だったんですね。

桒久保:はい。最初は中途採用の面接を受けたのですが、最終面接をしてくれた役員から「新卒入社で挑戦してみますか?」と訊かれて。

というのも経緯があったんですが、役員と面接をした際に、実は、かなり厳しいことを言われていたんです(笑)。

私が前職を辞める理由を聞かれた時に「仕事に対して頑張ろうとする人が少ない環境だったから」と答えたのですが、「どこにいてもそう言う人は、そう言う。自分が変わらなければどこでも同じ」と。

本当におっしゃる通りで、自分の不甲斐なさに気付かせていただきました。こういう、全研本社の一人ひとりに対して、真正面から言うべきことを言う、向き合うところに惹かれて、第二新卒として入社することを決めました。

桒久保 知遥

ー制作職はそのころから希望されていたんですか?

桒久保:それが…違うんですよね。はじめは「縁の下の力持ち的存在」になりたくて、営業アシスタントの職種に応募しました。仕事で誰かを支えたいなって思っていて。

それを面接で伝えていたのですが、役員の采配でまさかの営業からチャレンジすることに…!で、今はクリエイティブ職。当時の自分からしたら、ビックリですね(笑)。

Webディレクターとして、最初はどんなお仕事から?

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このあたりから、当時のメンターにも事前に文章を読んでもらい、「いやいやw」っていう部分を天の声として、オレンジ色で書き足すことにしました。

ひたすら編集作業のお手伝い

ー激動の1年でしたね(笑)。
1年目の9月からの本配属で、それからWebディレクターを未経験からスタートさせたわけですが、最初はどんなお仕事をしていたのですか?

桒久保:先輩社員の制作中のサイトの編集作業でした。見習いですね。

先輩がお見本ページを作ってくれて、それをとにかくマネする。文章をいじるというよりは、HTMLを使って同じ形にする、という作業が主でした。

ーHTMLは難しくなかったですか?

桒久保:HTMLを使う、と言いましたが、全研本社のサイト制作は独自の編集システムを使っているので、HTMLの知識のない初心者でも編集できるようになっているんです。もし、わからないことがあったら、先輩に質問したり、調べたりしながら進めていたので、そこまで困ることはありませんでした。

ーといいながら、桒久保さんのことですから、きっと勉強しているのでしょうね。

桒久保:いえいえ。

ーちなみに、その見習い期間は、どれくらいだったんですか?

桒久保:1ヵ月でした。というのも、1ヵ月の取り組み方を見て、実際に案件を任せるかどうかを見る、と言われたので…。だから1ヵ月間はとにかく必死に先輩からたくさんお仕事を奪いに行くようにしていました。

その甲斐あって、1ヵ月が経ってから、無事に案件を任せてもらえるようになったんです。

桒久保 知遥

メンター

メンターさん:こんなふうにさらっと言ってますけど…私が覚えている限りは毎日泣いてましたね(笑)。全然タスク管理できてなくて、「今日18時までに終わらせます!」って宣言したのに、毎日のようにそれを破ってばっかで。だから、「約束を破ることと同じだよ」と指摘をすると、わんわん泣いて。インタビューだからってカッコつけてるのかもしれませんね(笑)。

ー早いですね!すごいなぁ。実際にWebディレクターの仕事をするようになって、編集見習いの時と比べてどうでしたか?

桒久保:任される仕事の範囲はもちろんなのですが、何より、編集という仕事の奥深さに気づかされました。

見習い期間中は形を整えるというのがメインだったのですが、ディレクターとして仕事を任されるようになってからというもの、テキストの品質を厳しく求められるようになりました。

制作部では「テキスト卒業制度」というものがあり、卒業認定をもらわなければ誰かのチェック無しに公開まで進めてはいけない、というルールがあります。その最終関門のチェックフローを「チェッカーズ」と呼んでいます。

私は案件を任されて、もうすぐ1年ですが、その卒業制度をまだ卒業できていません…。

メンター

メンターさん:当時は、とにかく文章が硬くて。例えば、エステ系の記事で、「太ももすっきり!」みたいなことを書くところを「〇×効果で大腿部の脂肪を燃焼させ除去…」みたいな…。ペルソナの気持ちや立場に立つのが苦手みたいで。入社当初の私も同じような指摘をたくさんもらっていて悩んでいたので、気持ちもよくわかるんですよね。

ー悔しいですね…。どんなところを指摘されるんですか?

初心者Webディレクターがぶつかる壁とは

桒久保:主に、ストーリーラインの設計です。

Googleの検索画面に表示されるサイトのタイトルはどんな文章で、それを押して入ってきたユーザーが最初に見るページのタイトルは何で、その次に来る文章は何で、その次に来る見出しは…といった具合です。

その流れが自然で、かつ魅力的なものか。指摘をもらうのは悔しいですが、いつも「そんな発想があったか…!」と勉強になっています。

ーメンターさんへ、彼女が卒業するために足りないものは何でしょう?

メンター

メンターさん:先ほどもつぶやいたように、文章が硬いというのはたくさんあるうちの一つの課題であって、本当の課題は、ペルソナに寄り添えていないのかな。でも、私も入社してから数年間は、やっぱり人生経験も他の先輩と比べて少なくて、引き出しがなくて、想像力を働かせられないことが多いんですよね。

だから、とにかく引き出しを増やすために、雑誌を読んだり、映画を見たり、小説を読んだり、美術館行ったり、ライブに行ったり、旅行に行ったり、あえて、興味のないことにチャレンジしたり、とか。とにかく情報を取りに行くのが大切ですね。まぁ、私もまだまだできていないですが…。

ー早く卒業できるといいですね。

桒久保:はい。卒業のために、最近は、アナリティクスデータを積極的に見るようにしています。大きな成果をあげているサイトを分析して、どういう戦略なのか?なぜ成果をあげているのか?を考え、次の自分の案件でも活かしていく。これを繰り返すように意識しています。

桒久保 知遥

ー全研本社は数千サイトの運用をしていますから、アナリティクスは宝箱ですよね。「今回のアップデートで、この業界は全体的に順位が落ちているな」とか、「この業界はこのサイト構造にすると上位に上がりやすいよね」とか。答えのないWebマーケティングですが、明確な仮説と根拠を持てるのは、私たちの強みであり、新人メンバーにとっては貴重な教材ですよね。

桒久保:はい。それから、先輩社員のアドバイスにもよく助けられています。

テキスト卒業制度でなかなか卒業できないとき、ある先輩から「もっと先輩の袖をつかみにいったほうがいい」ってアドバイスされて。

制作部の先輩はもともと出版社で編集者をしていた人や、広告制作会社のコピーライターをしていた人など、すごい経験をされている方が大勢いらっしゃるんですよね。自分は未経験で入社したからこそ、こういう先輩方からたくさん武器をもらおうと思って相談するようにしています。

ー私も新卒入社組なのでよくわかります。私たちには元々のスキルも経験もないから、とにかく先輩の脳みそを借りまくって、自分のモノにするしかないんですよね。それが直接のアドバイスであれ、本であれ、スクールであれ。

桒久保:福田さん(インタビュアー)はどうやってテキスト卒業したんですか?

ー桒久保さんのインタビュー記事なのにすみません、少しだけ出しゃばります。文字の太さはおとなしくします。

私も1年くらい卒業できず、悔しい思いをしていました。少し不貞腐れてたかもしれません。でも、かえってそれが良かったのかな…。誰にも頼らず広告のことをイチから学び直して追い抜いてやる!と思って、コピーライティングの講座に通うようになったんです。

そこで学んだのは、広告の作り方でもなく、魅力的なテキストの書き方でもなく、どうして人はモノを買うのか、心を動かすのかということ。マーケティング、というとカッコいいですが、そういう基礎的なことをとことん学びました。

そのうち、先輩の赤入れとか、どうでもいいやって思うようになったんですよ(笑)。それまでは、どうしたら先輩に赤入れされないか、指摘されないか、ばっかり考えていた。けど、講座を通うようになって、先輩の顔ではなく、ユーザーの顔を思い浮かべるようになった。そこまで来たら、もう、卒業はすぐでした。

桒久保:今の話、メモしていいですか?(笑)

たしかに、今の私は先輩社員の顔を思い浮かべてしまっているかもしれません。でも、大事なのは読んでくれるユーザーですもんね。

メンター

メンターさん:そう、それを心から落とし込むのが大切ですね。私は新卒ではなくアルバイト入社でしたが、未経験の新卒入社と同じく、ユーザーを想像するにしても引き出しがなかった。だから、経験もそうだけど、とにかく先輩の袖を引っ張って引き出しを増やすしかない。

なので、矛盾して聞こえるかもしれませんが、先輩の言うことはよく聞く、けど、その先にいるユーザーの顔を忘れてはいけない。この二つの思いをどちらも蔑ろにせず、真摯に向き合っていけば、必ず卒業できると思います。

ー桒久保さんが卒業したら、勉強方法やその後の話を、このページを読んでくれているユーザーの皆さんに届けたいので、期待していますよ!

メンターさん:桒久保さんならできる!!

桒久保:はい。早く卒業できるように頑張ります!

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