Webライターは甘くない?儲からない人に知ってほしいこと

これからWebライターを目指す人も、すでにWebライターとして活躍している人も、こんな不穏な噂を耳にしたことはないでしょうか。

「Webライターは儲からない」と。

そう言えば筆者もフリーランスのWebライターになるとき、周囲から「Webライターは甘くないぞ」と言われまくったことを思い出しました。

今回はWebライターが儲からない状況に陥ってしまう8つの原因を解説します!儲かるWebライターになるための3つのステップも紹介しますので、ぜひご参考に。

Webライターは儲からないって本当?平均収入相場をまとめてみた

Webライターの平均年収は、正社員かフリーランスかで変わってきます。正社員では480~550万円程度、フリーランスでは260~550万円が平均と言われ、数字だけ見ればフリーランスのほうが儲からなさそうに見えますね。

しかし、これはあくまで平均で、特にフリーランスの場合の年収は青天井です。がんばり次第でいくらでも稼げますし、儲かります。

正社員よりフリーランスの平均年収が低く見えるのは、副業でWebライターをしている人の年収も含まれるため。本業なら自分のペースでガツガツ働けるので、年収1,000万円以上も夢ではありませんよ!

Webライターは甘くない?儲からない人が陥りがちな8つのワナ

それではなぜ、Webライターは甘くないという噂が広まったのでしょうか。ここではフリーランスのWebライターにターゲットを絞り、儲からないときの原因を8つまとめました。

仕事の安請け合いをしてしまう

フリーランスのWebライターは、主に企業から依頼を受けて仕事をすることになります。すべての企業がWebライターに高報酬で仕事を発注していれば問題ないのですが、現実はそうではありません。

ちょっとヘコむ話ですが、世間には「1文字あたりの単価0.1円」「3,000文字で300円」といった激安報酬を掲げてWebライターを募集している企業も。このようにWebライターを安く買いたたく企業の仕事ばかり受けていると、確かに儲けるのは難しいでしょう。

反面、いま世間にはWebライティング案件があふれており、Webライターの需要はとても高くなっています。

ネットのニュース記事も、企業サイトのコンテンツも、キュレーションサイトに掲載されている記事も書いているのはどこかのWebライターです。

稼げるWebライターになるためには、上記のようにたくさんある仕事の中から儲かる仕事を見極める目が必要になるというわけですね。

Webライティング案件の報酬相場を知らない

仕事を受ける前には、まずWebライティング案件の報酬相場を調べてみてください。上記に安い報酬の例として「1文字あたりの単価0.1円」「3,000文字で300円」と書きましたが、Webライターになったばかりの人はこの報酬が安いのか高いのか判断できない可能性が高いからです。

ちなみに筆者の体感では、専門知識が必要ない記事なら文字単価0.5円~1円程度、多少の下調べが必要なもので2~3円程度、インタビューが必要な案件なら5~10円程度が相場かなと感じています。

ベテランライターや、特定の分野に関して豊富な専門知識を持っているWebライターなら報酬はさらに高くなるでしょう。

筆者も過去に文字単価0.1円の仕事を依頼されたことがありましたが、1,000文字書いてやっと100円か…と冷静に計算してお断りしました(苦笑)。

クライアントに言われるまま安い報酬を受け入れ、意見もせず淡々と仕事を受けるだけでは儲けるのは難しいでしょう。

やり取りしているクライアントの数が少ない

特定のクライアントの仕事ばかり受けていると、そのクライアントからの発注がなくなったときに確実に詰みます。

発注がなくなる理由はいろいろありますが、プロジェクトが終了した、掲載メディアを閉鎖することになった、コンテンツにかける予算を減らすことになったというのは筆者も経験があります。

フリーランスのWebライターとして働くなら、なるべく仕事を途切れさせてはいけません。仕事がなくなれば収入は当然ゼロになりますし、なんといっても暇が続くと心がどんどん不安定になります。

想像してみてください、ある日いきなり仕事がなくなることを。リスク回避のためにもできれば複数のクライアントから仕事を受けておきましょう。

単発案件ばかり受注してその日暮らし状態

毎月決まった仕事を継続受注しているWebライターなら月収もだいたい決まっていることでしょう。反面、単発案件ばかり受けているWebライターは明日のことも分からず、その日暮らし状態になることがあります。

儲からないと悩んでいるWebライターは継続案件を増やすことを目指してみてください。

継続発注してくれるクライアントが1社、2社と増えていけば月収がだいたい固定になるのと同時に前述したリスク回避にもなり、生活が安定してくるはずです。

専門知識や得意分野がない

文字単価のくだりで書いたとおり、Webライティング案件は執筆する記事の専門性が高いほど報酬も高くなる傾向にあります。

誇れるような専門知識がなく、さらに得意分野もないWebライターはどうしても高報酬の案件を受注しにくいのが事実です。

専門性というと非常にハードルが高く感じるかもしれません。しかし、そこまで硬くなる必要はなく、なにかの分野に関して人より詳しい自信があるならそれを得意分野にすればいいのです。

たとえば料理が好きで簡単レシピをたくさん知っているとか、釣りが趣味で釣り道具に詳しいとか。生活の中で覚えた知恵や趣味で知っていることを仕事に活かせる可能性があるのも、Webライターの楽しいところだといえるでしょう。

ずっと同じ単価のまま仕事を続けている

継続案件を受注できていても儲からないWebライターもいます。その理由は、最初からずっと同じ単価のまま仕事を受け続けているから。

駆け出しWebライターのうちは誰しも執筆スピードが遅く、文章もつたないものです。しかし、何ヵ月、何年と仕事を続けていれば着実にスキルは上がっていきます。

あなたのライティングスキルが上がったなら、それに応じて報酬も上がるべきだと思いませんか?

何年も同じ単価のまま続けている仕事があるのなら、クライアントに単価交渉をしてみてもいいかもしれませんよ。

実績に残る仕事をしていない

あなたには自分の実績として示せる記事はありますか?フリーランスが新規営業をかけるとき、自分がこれまで携わってきた仕事の実績を示せるのは大きな強みになります。

発注側の目線から見ても、実績を示せるWebライターと示せないWebライターがいれば前者に仕事を任せるほうが安心です。

経験上、高報酬の案件を発注してくれる企業ほどWebライターの実績を注視します。

しかし、世にあふれるWebライティング案件の中には、掲載先も教えてもらえずたくさんの記事を書かされるような仕事も多いのが事実。あなたが掲載先不明の無記名記事ばかり書いているなら、まずは数本でかまわないので記名記事を書いておいたほうがいいです。

無記名記事でも掲載先が分かっている案件なら、クライアントに「実績として営業時に紹介していいか?」と一度確認してみてはいかがでしょうか。

OKの返事がもらえれば、その記事はあなたの立派な実績になります。

クライアントの好みに合わせた記事が書けていない

さまざまな案件をこなしていると、記事執筆にクライアントから記事修正の依頼を受けることもあるでしょう。

修正依頼は成長のチャンスです。「こういうふうに直して」と指示を受けたら、修正の意図を汲み取りながら書き直してみてください。

修正内容からクライアントが求める表現のニュアンスや好みの文体を把握できたら、次回の記事執筆に反映します。クライアントはきっと「前回より理想的な記事になった」と喜んでくれるでしょう。

儲けているWebライターはクライアント好みの記事を書くのが上手いです。

初稿の時点でクライアントが求めるクオリティの記事が書けていれば、おのずと修正作業も減りクライアントとあなたはまさにWin-Winの関係性を築けます。

ときには原稿の修正箇所にクライアント自身が手を加え、“修正済み”の状態にした原稿ファイルを送り返してくることもあるでしょう。

この場合も「修正する手間が省けてラッキー!」と思わず、どこがどう修正されたのか目を通しておきましょう。クライアントも人ですから、文法的におかしい修正をしてきている可能性があります。

気になる表現があれば臆せず意見し、よりよい修正を提案してください。クライアントの言いなりにならず、ときに正しく意見できるWebライターはクライアントに歓迎されやすく信頼も得やすいです。

(文章に対してこだわりが強いクライアントだと「生意気な!俺が言うとおりに直しておけ!」と思われるかもしれません。難しいところですが、こればかりは相性ですね…)

儲かるWebライターになるには?3つのステップ

さて、それでは儲かるWebライターになるためになにをすべきか、3つのステップに沿って解説していきます!努力すれば必ず達成できることだけ紹介しますので、ぜひ今日から始めてみてくださいね。

ステップ1.自信を持って書ける得意分野を作る

あなたには自信を持って書ける記事ジャンルはありますか?ないなら作りましょう。いまから新しい分野についてわざわざ学ぶ必要はなく、料理や釣りなど、自分の趣味や得意なことをそのまま得意分野にしてみてください。

あなたの“好き”が誰かの役に立つ情報になることもあります。

また、クライアントの多くは実績と自信があるWebライターに仕事を任せたいはずです。クライアントからの依頼に対して「それ、得意です!」と言えるようなジャンルがひとつでもあれば、安定した収入を稼ぎやすくなりますよ。

ステップ2.高品質・即納品ができるよう特訓する

クライアントが求めるのは、質の高い原稿をスピーディに納品できるWebライターです。

Webライターになったらまずは得意分野を極めて、高品質の原稿をすばやく納品できるよう力を磨きましょう。とにかく、たくさん記事を書いてください。

依頼してから原稿が即納品されたとしても、読みにくければ修正の手間が増えてしまいます。反対にとてもクオリティが高い原稿だからといって、納期が守られていなければ論外です。

得意分野をスピーディに書けるようになったら、少しずつほかのジャンルにも挑戦して仕事の幅を広げていきましょう。

ステップ3.ポートフォリオに残せる実績を作る

新規案件を獲得するべく営業をかけるときには、見せられる実績があるのが望ましいです。

まずはこれまで書いた記事の中で、営業先に見てもらいたいと思う自信のある記事を数点ピックアップします。

アピールしたい記事はポートフォリオを作って実績としてまとめると見やすいでしょう。

なおポートフォリオに実績を掲載するにあたっては、クライアントに許可を取ったほうが安全です。特に無記名記事を掲載したいときは必ず許可を取り、OKをもらってから掲載してください。

ちなみに筆者は以下のような内容をメールに含めて、クライアントにポートフォリオへの掲載許可を取っています。よろしければご参考まで♪

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貴社よりご発注いただき執筆した記事を、私の実績としてポートフォリオに掲載したく考えています。

具体的な掲載方法としては以下のとおりです。

 執筆記事の一部をキャプチャで掲載

 執筆記事のURLを掲載

フリーランスのため営業の際などに開示できる実績があるとうれしいのですが、よろしければご検討・ご協力いただけますと幸いです。

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許可が取れたらポートフォリオを作成します。ポートフォリオには掲載記事の一部のキャプチャとURL、記事のジャンルと、掲載メディアの概要、執筆にかかった時間などの情報を見やすくまとめるといいでしょう。

すばやくスキルアップ!養成講座やセミナーを利用する

未経験でWebライターを目指すなら、ライターの養成講座やセミナー、勉強会に参加してまずライティングの基礎を学ぶのも手段のひとつです。

ライティングスキルを上げるもっとも効率的な方法はとにかく書いて書いて書きまくることだと筆者は考えますが、これは基礎ができていることが前提の話。

養成講座やセミナーでは文法のルールや読みやすい文章の書き方のコツ、SEOの基本などWebライターに必須のスキルを学べます。未経験から短時間でスキルアップを目指したい方は利用を検討してみましょう。

「Webライターは儲からない」は嘘!努力の量だけ稼げます!

Webライターは甘くない、儲からないという噂を耳にして不安になっているそこのあなたへ。Webライターは、働き方のコツと注意点さえ知っていればしっかり稼げる職種です。

また、自分が書いた記事がネットを介して全世界に発信されるという点で、Webライターはとても大きな影響力とやりがいがある仕事でもあります。

これからWebライターを目指す方はまず基礎をしっかり固め、得意分野と実績を作りながら仕事を進めてみてください。

すでにWebライターとして働いていて儲からないと悩んでいる方は、この記事で解説した8つのワナに自分が陥っていないか振り返ってみましょう。

みなさんのWebライター人生が輝くことを筆者も心から祈っています!