Webアナリスト

Webアナリスト

Webアナリストは、欧米ではとても需要が高い職種だといわれています。
日本ではまだまだ認知度が低く、Webディレクター兼Webアナリストといった具合に兼務している人も多いのが実情です。しかし、Webサイトの質をより高めていくためには、Webアナリストの仕事はなくてはならないものなのです。

このページでは、Webアナリストの仕事内容や必要なスキルについて詳しく解説します。参考にしてみてくださいね。

Webアナリストの役割

Webサイトは、完成して終わりではありません。公開したWebサイトを活用し、集客や商品・サービスの販売数アップに役立てる必要があります。ただなんとなくコンテンツを更新したり、リニューアルをしたりしても思うような効果は得られないはず。
ホームページやWeb広告に期待するものは「企業ブランドの向上」や「商品・サービスの認知度の向上」。Webアナリストはサイトの分析をし、効果を最大化するための機会点がどこにあるのかを探ります。

どんなコンテンツが求められているか、根拠をもとに導き出し、プランニングするのがWebアナリストの役割です。

Webアナリストの仕事内容

Webアナリストは、具体的にどんな仕事をおこなっているのでしょうか?各項目にわけて説明します。

アクセス解析ツールの選定

クライアントがサイトでどんな成果をあげたいのかによって、測定すべき数値は異なります。Webアナリストは、まずはどんな数値を測定すべきなのか定め、分析がより効果的なものになるようにします。
アクセス解析ツールにはいくつもの種類があり、それぞれ特化した機能が異なります。詳しく分析したい項目に適したツールの選定もWebアナリストの仕事です。また、使用するデータの品質管理もおこないます。

KPI作成

KPIとは「重要業績評価指標」のことです。たとえばある企業が、今年度の目標を「売上1億円達成」と定めました。そして、その目標を達成するためには「新規顧客を毎月10件ずつ増やすことが必要」だと洗い出したとします。この新規顧客の獲得数が「KPI」です。

このように、目標を達成するために必要なプロセスはなにかを決めることが、KPIの作成です。Webアナリストは、さまざまなデータをもとにKPIを作成し、目標達成を目指します。

データ分析・解析

Google Analyticsなどの解析ツールを用い、Webサイトへの訪問数やPV数、離脱率などを見ながらデータの分析・解析を行います。数値を見るだけなら誰でもできますが、Webアナリストに求められているのは、その数値が何を意味しているのかを解き明かすこと。

Google Analyticsは専門用語も多く、初心者であれば使いこなすのが難しいツールです。自社が運営するWebサイトに導入している会社もありますが、使いこなせずあまり見ていないということも少なくありません。そういった場合に、Webアナリストが分かりやすくまとめたレポート資料はとても役立ちます。

改善戦略提案

分析した結果をもとに、Webアナリストならではの視点で問題解決アクションを提案します。よりクライアントのニーズに沿った展開を提示することで、目標達成を目指します。

Webアナリストの年収

Webアナリストの年収相場は350万円~600万円ほど。平均で450万円ほどでしょうか。
実は日本において「Webアナリスト」という職業で求人募集されていることは、それほど多くはありません。多くの企業ではWebディレクターがWebアナリストの業務を兼務しているためです。ですが近年Webアナリストの役割は重要視されつつあり、“ユーザーに響くサイトづくり”に欠かせない存在になっています。

Webアナリストのやりがい

Webアナリストとは、アクセス解析などの分析によってサイトの課題を発見し、よりユーザーに響くサイトづくりをリードしていく存在。サイト制作はトライ&エラーと改善を重ねていくものです。 しかし、現状のサイトのどこに機会点があるのかがわからなければ、改善のしようがありません。

Webアナリストがアクセス解析によってサイトの機会点を明確にすることができれば、具体的でピンポイントな施策がおこなえます。つまりWebアナリストがサイト分析をおこなうからこそ、ユーザーに愛されるサイトを効率よくつくれるのです。
チームの誰よりもサイトを客観的にみる「Webアナリスト」は、Webマーケティングの成功に欠かせない一員です。

Webアナリストに必要なスキル

データ分析力

前述したとおり、Google Analyticsは初心者には難しい専門用語や、日常生活では馴染みのない数値であふれています。このデータを正しく理解し、それぞれの数値と、Webサイトでの成果との関係性を正しく理解するスキルは必須です。
導き出したデータをもとに、Webサイトでどんなコンテンツが求められているか、サイトデザインをどのように改善すべきかを考えるのはWebアナリストの大きな役目です。

資料作成

データをもとにレポートを作成するのもWebアナリストの仕事です。レポートはクライアントへの報告資料として使われるため、誰にでも分かりやすくまとめられていることが望ましいです。 Excel関数や、表・グラフにまとめる必要性も出てくるため、資料を適切にまとめられるスキルはあると便利でしょう。
せっかくいいデータが集まっていても、資料がまとまっていなければ大切なことが先方に伝わりません。Excelの応用的な使い方もできるといいですね。

コミュニケーション能力

データと向き合うことが多いWebアナリストですが、報告の場などではクライアントの前に立って話すことになります。データの内容や、分析結果を伝えるにあたっては、相手に分かりやすく伝えるスキルが問われるのです。
これはWebサイト制作に関わる社内スタッフに関しても同様で、「分析結果がこうだから、このようにWebサイトを充実させるといい」というように、順序だてて物事を伝えるスキルが求められます。

せっかく役立つデータを集めても、活用できなければ意味がありません。チームで協力し合うためにも、最低限のコミュニケーション能力は備えておきましょう。

Webアナリストに向いている人

どんな人がWebアナリストに向いているのか見ていきましょう。

数学が好きで論理的思考ができる人

Webアナリストに求められる能力のひとつに、「論理的思考(ロジカルシンキング)」があります。分析結果をもとに、「この数字がこうだから、こういう結果が導き出される。それはつまりこういうことだから、必要なアクションはこの数値の改善だ」というような思考ができなければなりません。
Webアナリストはサイト制作チームやクライアントと同じ目標を目指しつつも、客観的かつ冷静にサイトを見つめる必要があります。

コミュケーション能力が高い人

Webアナリストは、クライアントやサイト制作チームと会話をすることが多々あります。“Webアナリストは裏方の仕事”と考えず、相手と良好な関係を築けなければなりません。いくら分析しても、その分でが導きだした結果や改善策を聞き入れてもらわなければ意味がないのです。コミュニケーション能力はWebアナリストにも必要な能力です。

プレゼンテーション能力が高い人

Webアナリストは分析をするだけが仕事ではありません。分析結果をもとに、クライアントやサイト制作チームに改善策を提案します。>分析結果は数字ですが、どんな相手にもわかりやすく説得力のある説明をする必要があります。

“数字を言葉に置き換える力”を磨き、プレゼンテーションではわかりやすい言葉を用いるように心がけるとよいでしょう。

Webアナリストの勉強方法

セミナーに参加する

Google Analyticsは実にメジャーな解析ツールなので、その使い方を学べるセミナーは全国で盛んに開催されています。前述したとおり、非常に複雑なツールですので、初心者は一度セミナーに参加してみるのもおすすめです。

セミナー情報は以下のようなメディアに掲載されているので、参加したいセミナーを探してみてくださいね。

・TECH PLAY https://techplay.jp/
・こくちーずプロ https://www.kokuchpro.com/
・ストアカ https://www.street-academy.com/

書籍から知識を得る

各用語や使い方を学ぶための入口として、読みやすいものを1冊持っておくのもおすすめです。 なお、Google Analyticsは、項目名や仕様などが頻繁に変わるツールなので。書籍を参考にする場合は、最新の画面と見比べながら、情報が古くないかどうか見極めることを忘れないようにしましょう。

ここでは、Webアナリストとして知識向上やスキルアップを狙いたいときに読んでおきたい書籍を、5冊紹介します。

『Googleアナリティクス プロフェッショナル』
Google Analyticsの活用方法を、①データを取る(計測、取集)、②データを見る(集計、分析)、③データを使う(施策、アクション)の3つのステップに分けて説明してくれています。基本的な内容から始まり、読み進めるにつれて専門的な解説がなされ、より実践的な手法を学ぶことができます。

『現場のプロがやさしく書いたWEBサイトの分析・改善の教科書』
データを使ったWebサイトの課題改善のための具体的な手法がまとめられています。 “現場のプロがやさしく書いた”というタイトルのとおり、内容は易しく、初心者向き。しかし、中には実践的な内容もふんだんに盛り込まれていて、読み進めながら実際の業務遂行にも活かせるとても実用的な1冊です。

『マンガでわかるWebマーケティング ―Webマーケッター瞳の挑戦!―』
アクセス解析は、Webマーケティングを行う上でも非常に重要な工程のひとつ。また、Webアナリストの中には、Webマーケターへの転身を目指している方も少なくありません。 本書はWebマーケティングの手法を、漫画での表現をふんだんに盛り込んで分かりやすく解説した1冊です。

『最小の手間で最大の効果を生む!あたらしいWebマーケティングの教科書』
Webアナリストとしてデータ分析をして課題を見つけても、それを改善するための策を練る段階で手詰まりになることも充分考えられます。 本書には、Webマーケティングセミナーの講師として120回以上の登壇経験のある著者がまとめた、多種多様のマーケティング戦略がずらり。 リスティング広告にSEO対策、SNSやメールの活用術など、あらゆるWebマーケティング手法についての情報が網羅されています。

『10年つかえるSEOの基本』
データ解析によりWebサイトの課題を見つけたとき、改善戦略としてSEO対策を強化するという流れはよくあります。しかし、その具体的な手法についてはまだ理解が及んでいないという方も少なくないのではないでしょうか。本書のポイントは、長く使えるSEO関連知識が詰まっているということ。一度覚えればずっと役立つSEOの知識が盛りだくさんなので、一度読んでみてはいかがでしょうか。

ブログを運営してみる

実際にデータを見たり、分析や解析を行ったりして学びたい場合は、自分でブログを運営し、その中にGoogle Analyticsを埋め込んでみましょう。無料で使えるツールですので、誰でも気軽に解析画面を見ることができます。

自分のブログを運営しながら、どんな記事への反応がよかったか、どのような検索ワードでユーザーが訪れているかを見るのが、分析力を高める近道にもなりますよ。

スクールに通う

Google Analyticsについて学びたい方向けに、公式から提供されているオンラインスクールがあります。イチオシのポイントは、なんといっても無料で利用できること。

初心者向けから上級者向けなど、知識レベルに合ったコースが選べます。初めてGoogle Analyticsを利用する方はもちろん、途中まで勉強したけど挫折したという方、もっとレベルを上げたいという方にもおすすめです。

Googleアナリティクス アカデミー
https://analytics.google.com/analytics/academy/

Webアナリストになるのに必要な資格

Webアナリストになるために、必ずしも資格が必要なわけではありません。ですが取得していれば採用に有利なのも事実。ここでは、Webアナリストとして取得しておくと役立つ資格を紹介します。

Webアナリスト検定

ユーザーフローに沿ったデータ分析の考え方を基軸に、集客/回遊/コンバージョン/リピートに分けて、分析のポイントを解説。実際のGoogle Analyticsの画面を用いて講師が画面上で解説をおこなうので、Google Analyticsをはじめ、分析ツールにいままで接したことがない人にとっても業務を学ぶ機会となります。

ウェブ解析士

一般社団法人ウェブ解析士協会認定の資格です。体系的なWebの知識をはじめ、実務についてもレポート作成などを通して学びます。上級・マスター講座もあり、さらにスキルアップを目指すことも可能です。

Webアナリストのキャリアパス

Webアナリストはデータを解析・分析した結果をレポートにまとめたり、Webサイトが抱える課題を見つけたりすることが仕事です。

見つけた課題の改善戦略の検討や提案が業務範囲に含まれますが、会社によってはWebマーケターという職種が担うことも。よって、キャリアパスとしてはWebマーケターに転身するのがまず選択肢として挙げられます。

そのほか、市場の動向やデータを踏まえてWebサイトの企画に携わるプランナー、データ分析をもとにWebサイトをより大きく質の高いものにすることを目指すITコンサルタントを目指すこともできるでしょう。

欧米では認知度の高いWebアナリストですが、日本ではまだまだ数が少ないのが事実。今後の日本で需要が高まっていくとすれば、現在すでにWebアナリストとして活躍する方々は、未来のアナリストたちを育てていく役割を担うことも考えられます。
実際、アナリティクスセミナーなどは多く開催されています。人前に立つことが好きな方であれば、解析・分析技術をさらに磨いたうえで先輩Webアナリストとしてセミナー講師になるのもよいかもしれません。

資格をとるなど、Webアナリストとしての技術力を証明することができれば、独立することで、自らのWebアナリストとしての地位を確立することもできるでしょう。

全研本社のWebアナリストから一言!

全研ならノウハウの蓄積ができる

全研本社は、不動産業界や美容クリニック、BtoBなど、様々な業界に特化した媒体を数千サイト運用しています。なので、業界を横断的に把握し、市場やユーザー特性を加味した分析や改修のノウハウを得られるという点が魅力的でした。 Webアナリストは、どうしても多くのデータから一番答えに近い仮説・アクションを紡ぎ出し続けなければならない職業。このWebアナリストに大切なことは、「トレンドに敏感」「好奇心旺盛」「仮説・実行のトライ&エラー」を持っていることだと思います。皆さんも就職先を探すときはこの3つのポイントを軸に絶好な環境を探してみてください!

新しいユーザーや市場の開拓につながることも

Webアナリストの醍醐味は、クライアントとユーザーのマッチングであり、そのためには「市場=キーワードの選定」が肝心です。ただサイトへの訪問者数を増やせば良いというわけではなく、有効なセッション(顕在性の高いユーザーのセッション)をいかに増やせるかが重要です。そのためにキーワードを分析し、クライアントの優位性を打ち出せる、最適な市場を導き出さなくてはいけません。 クライアントが欲しかったユーザーを集客できた時も嬉しいのですが、クライアントが今まで想定していなかった新しいユーザーや市場を開拓し貢献できた時にも達成感を感じます。

クライアントに喜んでもらえる達成感!

さまざまな業界・ジャンルのサイトを担当できるのは、たくさんのサイトを運用している全研本社ならではです。このサイトを担当していなければ一生知らなかっただろう知識を学べたり、好きな分野で知識を活かしたり!また、SEOやコンサルの知識が豊富な社員が多く、そういった方とディスカッションする時間も楽しいです。

自分が考えた改善策や改修がどういう結果になったのか、どんな成果を生み出せたのかを具体的な数字で確認できることが、Webアナリストの醍醐味だと思います。自分の担当案件はもちろん、仲間の案件で成果が出たときもうれしいですね。 SEOには明確な正解がないので、成果がなかなか出なくて思い悩むことはあります。悩んで、真摯に向き合った時間が長ければ長いほど、成果が出たときのうれしさもひとしおです。

わたしが1年ほど担当させていただいているサイトで、成果に伸び悩んでいる案件があったんですが、地道に改修を続けてきて、徐々に結果に現れるようになり、営業の方から「すごい!クライアントさまも喜ばれていますよ!」と言ってもらえたときは、大きな達成感を得られました。

アナリティクスの数値が伸びていく画像※とあるサイトのセッションの伸びです。じわじわと上がっていっているのが分かります。

全研本社ではWebアナリストを募集しています。ご興味がある方はこちらから詳細をご確認ください!

<実務未経験OK>
Webアナリスト募集中!全研本社の求人情報を見る

Webアナリストになるには

日本では現状、Webディレクターがアナリストを兼任しているケースが多いため、まずはWebディレクターを目指すことが近道です。人員が少ない中小企業では、場合によっては広報担当が兼任するケースも珍しくありません。求人情報に「分析」「アクセス解析」といったワードが含まれていれば、アナリストの業務も期待されていると考えられます。

また、Webアナリストの求人では“分析経験”が求められることが多く、実務未経験でもアクセス解析の知識やスキルが必要です。これは独学で検定や資格試験を受けたり、Webディレクターとして活躍することで身につきます。Webアナリストの専門知識は今後さらに注目されることが予想できます。今のうちにWebアナリストとなる準備をし、一歩先を行くWebアナリストになりましょう。

新宿でWebアナリストになる!全研本社の求人「Webアナリスト」の募集要項

<給与・賞与>
月額:24万円~35万円
(内訳)
・基本給 18万9000円~28万3000円/月
・住宅手当 1万5000円/月
・みなし残業手当 3万6000円~5万2000円/月
※みなし残業手当は、時間外労働の有無にかかわらず月21時間分、基本給額の基準により支給します。また月21時間を超える時間外労働分の割増賃金は追加で支給します。
※給与はご経験・スキルを充分考慮いたします。

<その他の手当>
交通費別途全額支給
出張手当
家族扶養手当 配偶者6000円・第一子以下2000円/月

<昇給・賞与>
昇給 年1回(4月)
賞与 年2回(6月・12月)※業績・評価に応じて支給

<応募資格>
学歴不問。
実務・趣味問わずWEBサイトの運用経験をお持ちの方(1年以上)。

★あると望ましい経験・能力
SEM全般の知識
SEOディレクターとしての実務経験

<求める人材>
自分の手がけたサイトの成果を体感したい方。
高いアンテナを持ちWEBサービスの最新トレンドに敏感な方。
論理的な思考が得意な方。

<雇用形態>
正社員/期間の定めなし
(3ヶ月の試用期間あり。その間の給与・待遇等は変わりません)

<勤務曜日・時間>
月曜日~金曜日
10:00~18:40(実働7時間40分、休憩1時間)

<福利厚生>
社会保険完備(雇用、労災、健康、厚生年金)
表彰制度
社員紹介制度
社内イベント多数(参加は任意)

<休日・休暇>
完全週休2日制(土・日)
祝日
夏季
年末年始
ゴールデンウィーク
有給休暇
アニバーサリー休暇
プレミアムフライデー
特別休暇
慶弔休暇
産前・産後・育児休暇
介護休暇

<勤務地>
〒160-8361
東京都新宿区西新宿6-18-1
住友不動産新宿セントラルパークタワー18・19階

<交通>
都営大江戸線「都庁前」駅 E4出口 徒歩5分
都営大江戸線「西新宿五丁目」駅 A1出口 徒歩7分
東京メトロ丸ノ内線「西新宿」駅 C8出口 徒歩8分

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