Webディレクターになるには

本当に活躍しているWebディレクターだけが知っているメソッドを紹介

当サイト管理人&インタビュアー Webディレクター 福田 祐太郎
当サイト管理人&インタビュアー
Webディレクター 福田 祐太郎

品質管理

制作するWebサイトの品質管理は、プロジェクト全体をとりまとめるWebディレクターの役目。ここではサイト制作における品質管理の方法とポイント、注意点などの情報を紹介します。

Webディレクターが行う品質管理とは?

品質管理とは、「クライアントの要望通りのサイトになっているか」「デザインや機能に問題はないか」など、制作したWebサイトの見た目・使いやすさなどのチェックを指します。

具体的な内容としては、正しくリンクが設定されているか・画像のリンク切れはないか・テキスト表記にゆらぎはないかなどを確認。また、制作後のサイト運用がスムーズにいくかどうかの確認も、Webディレクターが担うべき品質管理の1つです。

品質管理の流れ1:ガイドラインの作成

ガイドラインとは、Webサイトの品質管理の基準や仕様を記述したルールドキュメント。これをきちんと定めておくことで一定の品質を保つことができ、かつ運用しやすいWebサイトを制作することができます。

ここでは、Webディレクターとして覚えておきたいガイドライン作成の流れについて紹介していきます。

メンバー内で意見を出し合う

まず、プロジェクトに関わるメンバーに対し、ガイドラインに盛り込みたい内容をヒアリングします。ある程度意見が集まったらミーティングを開き、内容を詰めていきましょう。チームのコミュニケーション促進にもつながります。

誰が担当しても一定の品質を管理できるように

複数のスタッフが携わるWeb制作。そのガイドライン作成で大切なのは、「誰が作業を担当しても一定の品質を保てるか」どうかです。とくに、運用面を考慮して内容を確認していくと良いでしょう。

ガイドラインの基本的な項目

ガイドラインに盛り込むべき基本的な項目には、以下のようなものがあります。ぜひ参考にしてください。

  • Webサイトの目的
  • Webデザインのルール(使用フォント・基本レイアウト・リンク色・ナビゲーション・表記ルールなど)
  • マークアップのルール(文字表記ルール・スクリプト仕様・ファイル配置・ディレクトリ名のつけ方など)
  • 動作環境(対応ブラウザ・画面解像度など)

品質管理の流れ2:品質管理の実行

ガイドラインができたら、内容に沿って実際に品質管理を行っていきます。

スムーズな品質管理を実現するには、Webディレクター・デザイナー・エンジニアといったスタッフごとに項目を分けてチェックを行うと◎。重要度の高いものは複数人でチェックを行うなどの工夫をすると、確認漏れを防ぐことができます。

また、デザイン完成時・コーディング前・コンテンツの実装・公開後など、作業プロセスの段階ごとにチェック項目を設定しておくと良いでしょう。段階ごとに細かく品質管理を行っておけば、サイト完成時に大きなミスが見つかって大慌て…というトラブルも少なくなります。

品質管理のポイント・注意点

Webサイトの品質管理で押さえておきたいポイント、注意点は以下の通りです。

ガイドラインの項目はポイントを押さえて

品質管理のチェック項目は、細かければいいというものではありません。細かすぎると内容を管理しきれなくなり、最終的には運用されなくなるという恐れがあります。スタッフ間でじっくり項目を吟味し、ポイントを押さえたガイドラインを作成するようにしましょう。

PDCAを回すことを意識しよう

品質管理をする上で大切なのがPCDAサイクル。これは、Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Act(改善)を繰り返すことで、効率よく継続的に品質管理を行うための手法。一定の品質を保ってWebサイトを運用していくためには、このサイクルをうまく回すことが重要です。Webディレクターはもちろん、運用に携わるスタッフにもPDCAをしっかり意識してもらいましょう。

変化に合わせてガイドラインを刷新しよう

ガイドラインは「一度作ったらそれで終わり」というものではありません。Web業界にまつわるルールというものは常に変わり続けています。その変化に合わせてガイドラインを適切にブラッシュアップしていくことを忘れないようにしましょう。

Webディレクターが先頭に立って品質管理を

Webサイトにも、一般の商品と同等の品質管理が求められています。Webサイトの公開後も問題のチェックと改善を繰り返して一定の品質を保つ、それもWebディレクターの重要な仕事です。

ただ、品質管理はWebディレクターの仕事の1つではありますが、すべてを1人で担当するのは難しいものです。スタッフ間で共有できるガイドラインをしっかりと作成し、全員が品質管理を意識して作業できる環境を整えるようにしましょう。

全研本社の考える「品質管理」とは?

そもそも全研本社の考える品質とは、制作したメディアやWebサイトにおける成果と言い換えられます。つまり、単純にクライアントの要望通りに仕上がっていることが品質ではなく、クライアントへ利益をもたらしてこそ高品質のサイトだと呼べるのです。

ガイドライン(仕様書)に沿ってつくられているかの確認は当然。その上で、事前に行った市場調査が反映されているか、SEOで上位表示されるか、ペルソナに沿ったコンテンツが作成されているか、ターゲットにとっても有意義なWebサイトとなっているか。様々な視点から利益を追求することこそ、全研本社が掲げる品質管理です。

クライアントのヒアリングから公開まで、全ての要望、全ての工程を把握しているWebディレクターの力量、そしてプロとしての責任感が試される工程といえます。

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