Webディレクターになるには

本当に活躍しているWebディレクターだけが知っているメソッドを紹介

当サイト管理人&インタビュアー Webディレクター 福田 祐太郎
当サイト管理人&インタビュアー
Webディレクター 福田 祐太郎

提案・プレゼン

制作するWebサイトの内容を、クライアントに伝えるための提案・プレゼン。このプロセスの中心的人物となるWebディレクターがこなすべき作業の流れと、注意すべきポイントをまとめてみました。

提案・プレゼンとは?

プレゼンテーションとは、売り込みたい企画やアイデアを提示して、相手に何らかのアクションを促す手段。略して「プレゼン」と呼ばれます。Web制作におけるプレゼンとは、クライアントに制作者サイドの考えるコンセプト・意図を伝えること。その内容を分かりやすく伝達するのが、Webディレクターに与えられた仕事となります。

提案・プレゼンの目的は?

Webサイト制作における提案・プレゼンの目的とは何なのでしょうか?Webディレクターとしてプレゼンを成功へ導くためにも、その目的をハッキリさせておきましょう。

制作者サイドの意図を伝える

Webサイト制作のプレゼンで重要なのは、「制作者サイドの意図をクライアントに伝える」こと。制作者サイドが考えていることをできるだけ分かりやすく、的確に伝えていくという姿勢が大切です。

ただし、ただ企画書に書かれている内容を述べるのでは意味がありません。「なぜこのコンセプトなのか」「なぜこのコンテンツが必要なのか」を端的にまとめ、限られた時間内でクライアントに理解してもらうよう努めましょう。

相手の行動を促す

プレゼンテーションの目的は、制作者サイドの意図を理解してもらい、何らかのアクションを起こしてもらうこと。アクションには「サイト制作の企画を承諾してもらう」「コンセプトやコンテンツの改善を依頼される」などさまざまですが、何のアクションも起こしてもらえないプレゼンではいけません。相手を次のステップへと導いて行動させることが、プレゼンのゴールであると心得てください。

提案がうまくいく企画書のつくり方のコツ

クライアントへの提案・プレゼンを行うため、Webディレクターが制作する企画書。この企画書は、クライアントが積極的にアクションを起こしたくなるようなものである必要があります。そのポイントをまとめてみました。

クライアントの課題と与件を整理

まず、クライアントが抱えている課題や、サイト制作・リニューアルの目的をきちんと整理します。そのために利用したいのが、クライアントへのヒアリング内容。どのような問題点があり、どんな悩みを抱えているのかを書き出してみると良いでしょう。

課題の解決方法とその根拠は?

課題が明確になったら、それをどのように解決するかといった具体案を考えます。これは、企画書の本丸ともいえる重要な部分です。企画の内容を提示するだけでなく、「なぜこの企画で課題が解決できるのか」という理由についても明記しましょう。ここに説得力があるかないかで、プレゼンの成否が分かれます。

コンセプトをしっかり伝える

Webサイトのコンセプトは、最初に伝えておくべき部分です。企画書の中でもとくに目立つよう、フォントを大きくするなどして目に入りやすいよう工夫しましょう。コンセプトだけで1ページ使ってもいいくらい重要です!

企画書だけを見ても伝わるように

企画書の提出とプレゼンはセットで行われますが、プレゼンの相手が企画の決定権を持っているとは限りません。その場合、決定権のある人にも企画の意図が伝わりやすいよう、企画書はそのまま読んでも内容を理解できるようにしておきましょう。「足りない部分は口頭でフォローすればいいや」はNGです。

専門用語は極力使わない

クライアントがWeb制作に関する知識を持っているとは限らないため、企画書にはできるだけ専門用語を使わない方が◎。専門用語を用いる場合は補足をつけたり、図やグラフを使って分かりやすくする工夫をしましょう。

プレゼンスキルを磨こう

プロジェクトを成し遂げる第一歩ともいえるのが、プレゼンの成功。プレゼンが成功しなければ、プロジェクトは本格始動できないからです。Webディレクターに任される重要な任務であるプレゼンですが、そのスキルはどのように磨いたらいいのでしょうか。

プレゼンの目的を意識する

プレゼンをするときは、「クライアントに何を伝えたいのか、どんなアクションを望むのか」といった目的を念頭に置くことが大事。目的意識を持ってプレゼンを行えば内容がブレてしまうこともなく、伝えたい内容をピンポイントで伝えることができます。この目的を意識するとしないとでは、プレゼンの成功率には大きな差が出ます。

単に企画書を読み上げるのはNG

新人Webディレクターがやりがちなのが、「企画書をただ音読する」だけのプレゼン。これではプレゼンの時間を確保してもらった意味がありませんし、クライアントにも失礼です。

音読プレゼンになってしまう人は、事前準備としてのシミュレーション不足がほとんど。「この企画書で本当に言いたいことは何なのか」「どう説明すればクライアントの理解を得られるか」をしっかりとシミュレーションし、プレゼン本番に備えるようにしましょう。

伝えたい!という気持ちを持ってプレゼンに臨もう

Webディレクターの重要な仕事であるプレゼンですが、こちらの伝えたいことを一方的に喋るのがプレゼンではありません。クライアントとの意思疎通をスムーズにし、良好な関係性を築くためのコミュニケーション手段であることを覚えておきましょう。

また、プレゼンの知識やスキルも大切ですが、最も重視すべきは「提案内容をクライアントに伝えたい!」という強い思い。この情熱がクライアントにしっかりと伝われば、プレゼンはほぼ成功とも言えます。制作者サイドの思いをすべて背負ってプレゼンに臨む、そのくらいの気合いを持ってくださいね。

全研本社の考える「提案・プレゼン」とは?

クライアントに対して、サイトの戦略を伝える大事なプレゼン。分かりやすい説明を心がけていても、なかなか意図したことは伝わりにくいものです。

全研では構成案(サイトマップ・ディレクトリ作成)時に制作者が一堂に会し説明する場を設け、伝わりやすい説明の仕方などの助言を受けられます。このミーティングを行うことで、クライアントが大人数であってもひるむことなく、分かりやすい説明ができるようになります。

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